無用の用?

今日は大掃除と言う訳ではないのですが、押入れの中をいろいろ漁ってみました。

奥のほうに四角い銀色の缶と銀色の何かが見えてきました。

「?…」 「なんだっけこれ?」

引っ張り出して中を開けると、非常食でした。

いつ揃えたのかも、存在すら覚えていない「非情」食です。

笑えるのがそのまま押入れにしまっただけではなく、いくつか数が減っているのです。

多分通販か何かで家に届いた時に、中を開けて試しに食べたのでしょう。(笑)

乾パンで有名な「サンリツ」の製品でした。

内容は真空パックの特大カンパン・缶入りのカンパン・缶入りの水・缶入りのハチミツ、

それとエマージェンシーブラケットです。

賞味期限を探すと「23年5月」ではありませんか!非情食的にはそんなに時間は残されていません。

銀色の何かを開けてみるとそれは「非常持出袋」でした。

外はビニールシートに耐火処理?された感じでいくつかポケットがあり、中は綿で裏打ちされただけのシンプルな造りです。マチだけは寸法があるので、いろいろ入れられそうです。大きめのリュックなので結構いいかも。これは2セットありました。

サンリツの乾パンは「バグパイパー」のイラスト入りの缶または透明袋で、スーパーやホームセンターなどでも目にします。何でこの乾パンにバグパイパーなのかは未だに疑問ですが、私にとってはエピソードがあります。

その昔まだ広告づくりがアナログだった頃に、当時のこのバグパイパーのイラストが私から見て変でしたので、昼休みを利用して300%位に拡大して楕円定規・真円定規・製図用ペンで修正トレースをしたものをサンリツさんに送った事がありました。サンリツさんからのご返事は「特に変える予定はありません」でしたが、お礼にと自社製品を箱詰めで送って下さいました。

時は過ぎ、そのバグパイパーが部分的変わっているではありませんか!私が送ったものよりかなり細かいディテールが省略・単純化されていますが、大まかな部分は生かされています。私は当時の変更前のイラストを気に入っていたので雰囲気は殺さないようにしました。

たまに何かでこの乾パンのバグパイパーを見ると、「あともうちょっと再現して欲しかったなぁ」と思います。

せっかく押入れから発見したのですから、賞味期限前に消費して新たに揃え、

今度はちゃんと非常持出袋の中に+必要なものも詰めて、万が一のために備えておこうと思いました。

4件のコメント

  1. suzume

    首都圏で災害、パニックが起きるとどうなるのか、誰しも想像できませんね。
    一、二日分の水と食料の備えは良いことですね。
    2年前でしたか、いつものスーパーへ買い物に行ったら、調理済みの食品とパンが空っぽになっていました。
    市の中心部が強風のため停電したということで、奥さんたちが仕事帰りの旦那に、食料の調達を命じたということでした。
    停電でもそのありさまです。

  2. suzumeさん

    コメントありがとうございます。
    私の住んでいる所は東京でも郊外ですので、また違う面もありますが一応備えあれば…です。
    サバイバルの分厚い本なども持っていますが、絶対役にたたないものが殆どです。非常食すらどこにあるのか忘れてしまったり、家にいなかったりではあまり意味がありませんね。
    生きている間は災害とは無縁であって欲しいです。

  3. サンリツの乾パン、どこで買えるんでしょうね?
    中身ではなく、缶が欲しくなりました(笑)

  4. nabezoさん

    コメントありがとうございます。
    大手のスーパーとか防災グッズを扱っているところでしたら、多分あるかと思いますよ。
    私の実家では今でも母がペン入れに使っているのですが、それはイラストが変更される前の貴重な?缶の方です。
    隣同士見比べたら違いがわかるかと思います。
    三立製菓さんで「バグパイパー・ストラップ」出してくれたら嬉しいのですが…

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