Shiさんのバグパイプ

前々から時間ある時に作業を進めてきた、Shiさんのバグパイプが組みあがりました。
Shiさんははそろそろブローの時期になってきたので、遅かれ早かれ自分のパイプが必要になってきています。
今のところ余っているパイプをお貸ししているのですが、やはり自分専用のパイプが欲しいのです。
とは言ってもまだ学生の身なので、パイプ本体を手に入れるための出費は大変なことです。

というわけで、Koiwai は知人のパイパーさんからあれこれ譲っていただき、
Shiさんのために極力出費を抑えたパイプを組むことにしました。
Shiさんの好みのパイプですが、
◎マウントとフェラルとリングキャップなどが全てアイボリー調
◎バッグカバーとコードは、ブラックウォッチ連隊のパイパーと同じ「ブラックウォッチ」タータン
今どきタータン柄のウールのカバーを着けるパイパーは少ないので、彼はよっぽどこだわりがあるのでしょう。

まずは要となるパイプのスティック部分です。
これは、Mさんが所持されていたA氏による「日本製」のパイプを譲り受けました。
アフリカン・ブラックウッドの材質は素晴らしいもので、昔Koiwai も同様のパイプを持っていたので音も確かなパイプです。
早速オイルを施してパイプをリフレッシュさせました。

↓、ドローン先端のリングキャップとブッシュ周りと絞られているベルの雰囲気です。

↓マウスピースは吹き口がオーソドックスな真円で、A氏による独特な形をしています。

パイプ・バッグは、Eさんから譲り受けました。
これはRoss製のシンセティックのバッグで、装着が楽なグロメットタイプ&ジッパー付きです。
このバッグを付ける場合、各ストックにはホースなどを締めるための金属製クランプでとめているようですが、テープで保護しない限りパイプとカバーはそのエッジで傷だらけになってしまいます。
それが嫌なので、Koiwai は試しに自己粘着テープのみを使って補助的に空気漏れ対策をしてみました。



↓試しにストックに栓をして空気漏れの確認をしたところ、全く問題が無かったですね。

バッグカバーは、30年以上前のR.G.Lawrieのパイプに着いていたロイヤルスチュワートのものを取り敢えず着けているので、今のところはScots Guards仕様になっています。
コードは、手許にあった新品同様の深緑のシルクタイプです。
これらは近々Nさんからブラックウォッチ・タータンのカバーとコードを譲り受ける予定です。

リード類は同じく手許にあるものの中から、チャンターは以前Eさんが下さったソールが無いポリペンコ製…


取り敢えずこれでどうにかパイプとして使えるので、あとはShiさんが自由にカスタムしていけばと思います。
次は、ブラックウォッチ柄のドローン用リボンで、いずれはロイヤルスチュワートのキルトでミリタリーのユニフォームでしょうか…

2件のコメント

  1. 幸せなパイパーさんにエールです。ブラックウオッチのカバー!こだわり素敵です!かっこええもん。大切に。一生物ですから!

  2. 島さん
    フルアイボリータイプのパイプが一番タータンのバッグカバーと合うと思います。
    ニッケルやシルバーなどが使われていないので、パイプが穏やかな雰囲気になります。
    見た目が控えめで優しい感じなので、タータン以外のどんな色のバッグカバーでも合いますよ。
    ぜひともShi さんにはタータンのドローン・コードを付けていただきたいですね。

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