TさんとMさん

昨日はTさんとMさんのレッスンでした。

はじめにお見えになったのはTさんです。
Tさんは以前、精力的に活動されている女性バグパイパーAllyさんのライブを観たのがきっかけで、
バグパイプの虜になってしまったとの事でした。
バグパイプを好きになってしまって以来、パイプの事が頭から離れず
何度も夢にまで出てきたそうです!(笑)
先日、体験レッスンを受けられた際にロングタイプのプラチャンも買われたのですが、
それからというものひたすら練習に打ち込んで来たようです。
仕事での車の移動中も、信号とかで止まっている間プラチャンをしているとの事でしたので、
さすがにそれは危ないと注意を促しました。

Tさんにとっては昨日が正式のレッスン初日でしたが、
なんと!スケールのみならず、一緒にお渡ししていたグレースノート一式を
殆ど(本当に)クロッシングノイズを出さないで吹いてしまったのでした!!
体験では「ゆっくり丁寧に1音1音ハッキリ、クロッシングノイズは出さないで」と指示してスケールを中心に練習しただけです。
各グレースノートの運指は間違っておらず、動きもとても滑らかでしっかりと出来ています。
Dスロー・各ダブリングはもちろん、何とバールまでもがしっかり「ブルっ」と鳴っています!
タウアラースもしかりです。

いつどこでどう習得されたのかが不思議ですが、事実なのです!
もしまぐれだったとしてもこうは出来ません。
この短期間でここまでこなしてしまったTさん、恐るべしです!!
でも基本となるグレースノートはしっかりと時間を取って、より確実なものとしていきたいですね。

早く吹けるようになりたいために焦って全てが雑になってしまう事はよくあるのですが、
Tさんはそれを十分理解しており、自分が納得するまで練習しているところが凄いです。
Tさんはパイプを抱えた時の感覚を覚えたいとの事で、この日もハイランドパイプとパーラーを吹きました。

バグパイプに対する想いは人それぞれですが、Tさんの情熱はKiowaiが思う以上に熱いのでしょうね。
慢心することなく、常に初心と基本を忘れず夢に向かって行っていただければと思います。

次にお見えになったのはMさんです。
少し前になりますが、Mさんからスコットランドで買われて来たバグパイプのメンテとパーツの組み替えを頼まれていました。
昨日それをやっとお渡しできました。
Mさん「お~!空気が漏れていない」って喜んでおりました。(笑)

Mさんはある小学校の副校長をなさっているのですが、休日も仕事になることが多いらしく、
この日も仕事を終えてからのレッスンでした。
Mさんは学校の先生だけに声に張りがあり、またとても明るい方です。
飛行機がお好きで模型倶楽部にも所属されており、その流れで「鉄砲」にも興味があります。

http://www016.upp.so-net.ne.jp/slb_hasegawa/slb/index2.htm

飛行機もジェットではなくレシプロ、しかもP-51マスタングなどのメジャーな機体ではなく、
もっとコア?な機体がお好きなようです。(笑)
この辺のお話をいつかじっくりとお聞きしてみたいものです。(笑)
車にもなかなかこだわりがあり、何とミニのカブリオレです!
こだわりを持っているMさん、Koiwaiは好きです!(笑)
子ども心を忘れずに夢を持った学校の先生ってなんかいいですね。

プラチャンでの練習はまだ思うように指が動かせないと思いますが、
焦らず諦めずに続ければ段々慣れて行きますので、仕事とプラモとパイプをう まく両立していただけたらと思います。
皆さんそれぞれ習得する速度が違いますので、人と比べることなくマイペースで楽しんでくださいね。
そしていつの日か、小学校の児童たちにMさんのバグパイプの音をぜひ聴かせてあげてください!

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