Iさんとバグパイプ

今日は高円寺のIさんがお見えになりました。
先日、鎌倉のSさんから“宣戦布告”をされたIさんです。

Iさんは仕事の合間も車の中でプラチャンをしているほどの熱心家です。
おかげで指の動きはとても滑らかで、殆どクロッシングノイズを出しません。
Iさん曰く「曲の練習よりもグレースノートの練習の方が好きだ」そうです!
基本の大切さをきちんと理解して一所懸命やっているので、曲もスムーズにこなしています。
今日はスコットランドザブレイブのセットと他をやりました。
クロッシングノイズを出すことなく装飾音も綺麗に出ているので、タウアラースだけ熟成すれば完璧です!
ホントIさん覚えるのが早いですね。
Iさんのスコットランドザブレイブの例えがツボに入りました。
Iさん:「スコットランドザブレイブは誰でも知っているチャーハンみたいなものなので、その演奏の善し悪しがすぐにわかってしまう」
なるほど…言い得て妙です。
中華屋さんのように大きなガスで一気に炒めないと、家庭でありがちなベチョベチョなチャーハンになってしまいますからね。
また店によって美味しい美味しくないっていうのもありますね。
これからは「スコブレのセット」ではなく、ランチメニューよろしく「チャーハンセット」とでも呼びましょうか…(笑)

プラチャンの後は、ご自身のパイプ(Duncan Soutar)でアダプターを試していただきました。
プラチャンに送る空気量をわざと少なくしたところプラチャンの音が途中で止まりましたが、スクリューを回して空気量を多くしたところスムーズに音が出ました。

↑プラチャンが白いですが、これはチャンターストックとアダプターとプラチャンの関係がわかりやすいように、同じDuncan Soutar製の白いタイプを組み込みました。
Iさんの感想は「面白い!」「これがあれば室内用のパイプいらない」とのことです。

続いてヘンダーソンのパーラーパイプです。

フルサイズのバッグと比べて空気が貯まる容量が小さいので、若干大変そうです。

お次はNHKの定期講座でも使っていたパキ製のアップグレード版でのブローです。

自分のパイプよりも吹きやすいとビックリしていました。
本当のローズウッドを使わず黒のペイント仕上げの自称“ブラックローズウッド”のパキ製でも、それなりに(殆どですが笑)ツボを押さえればちゃんと使えるのです。ドローンの音も決して悪くなく、ブラックウッドでない分軽くて楽なのです。

最後はIさんの“愛娘”さんを使っての練習です。
このパイプのブローバルブが壊れてしまったとの事でしたので、「Little Mac」のバルブに交換し、そのための加工も行いました。


次回から自作圧力計も使いながらブローを鍛えていきたいと思います。
鎌倉のSさんはじめ、女性のパイパーの方に負けないためにも…(笑)
Iさん、オリジナルのブロー練習はGoodですので頑張ってくださいね!

2件のコメント

  1. Iさん

    昨日はお疲れ様でした!
    パイプをフルセットで吹いている自分の姿を
    始めて見たのですが、何か妙な気分です(笑)

    指摘頂いたタウアラースは次回までに
    完璧にしておきます!

    ギブソン用のプラチャンアダプターの完成が待ち遠しいです(笑)

  2. Iさん
    コメントありがとうございます。
    こちらこそお疲れ様でした!
    多分、パイプ吹いている時の姿ってパイパーの多くの方がそう感じると思いますよ。
    タウアラース、繋がったネギにならないようにです。(笑)
    アダプター、発注しましたのでしばらくお待ちくださいね。

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