大阪からレクチャー

先週の金曜日は、大阪からYaさんがお見えになりました。

午前11時に最寄り駅の改札でお待ちしていたのですが、いきなり横殴りの雨が降り始め駅の中の方にまで舞ってきたので足元はびしょびしょでした!

夕方には飛行機で大阪に戻らねばならないので、早速メンテを始めました。

Yaさんのパイプは「McLeod」製で、マウントがチャリスタイプで細身です。

何年製かはわかりませんが、アフリカンブラックウッドのニス仕上げでフェラルはニッケルです。

バッグカバーは黒のベルベットでフリンジが赤。

コードは赤のシルクタイプで、その下に某バンドぼリボンが縫いつけられています。

リボンですが、コードに被せる形にするのが正しいやりかたです。

この黒に赤の組み合わせって私は好きですね。落ち着きの中にも華やかさというか元気が感じられます。

フリンジが赤でなくとも(白・シルバー・黒等)、コードが赤いだけでもカッコ良いものです。

このチャリスパイプのようなドローンの形、最近気になるんですよねぇ。

時々コメントを下さるIさんのパイプをはじめ、Sさんと友人の何人かはこのタイプです。

定期講座のSuさんとKさんのパイプはGibson Fireside Pipeですが、形的には同じです。

話が少しズレてしまいましたが、Yaさんのパイプは綺麗そのものです。

ただ、残念ながらよくありがちなイミテーションアイボリーのパーツ部分を欠いてしまう状態となっていました。

ドローンの先端部分(リングキャップ)はぶつけやすく、今まで何人ものパイプが破損しているのを見てきました。

↓衝撃次第ではここまで欠けてしまいます。

何とか直せない事はないですが、ここまで来てしまったらキャップごと取り替えた方が良さそうです。

プラの材質にもよりますが、所詮プラなので象牙より衝撃に弱いのは確かです。

パイプ(特にドローン)をどこかに置く場合や肩に乗せる場合、よくよく注意してください。

Yaさんのパイプですが、このかた「手入れ」をした事がなかったそうで、特にボアはカッサカサでした。

今回はウォールナットオイルで潤いを与えました。それにしてもよく吸い込みますなぁ…

マウスピースもプロテクターが付いていないので、さぞかし保持しにくかったことでしょう。

ニッケルのフェラルも所々変色が始まっていましたが、時間がないのでざっと汚れとサビを落としました。

キツキツやユルユルのジョイント部分を程良い感じで巻き直し、その他もいろいろ調整し取りあえずメンテは終わりました。

Yaさんのパイプ、とても喜んでいるようでした。

電車に乗るまで時間はあと僅かでしたがプラチャンで基礎的なおさらいを行い、またメンテ終わったMy Pipeで曲も吹いていただきました。同じパイプバンドでも東京と大阪とでは練習の仕方が随分違うものだなあと感じました。

Yaさん、遠くからお越しくださってありがとうございました!

My Pipeを大事になさってくださいね。

2件のコメント

  1. こんにちは.
    先日はどうもありがとうございました.
    また,機会を見つけてご指導いただきたいと思ってます.
    よろしくお願いいたします.

    メンテナンスについては,全く知識がなかったので,伺ってよかったと思ってます.メンテナンスに必要な道具類も自分でも揃えようとしてるところです.

  2. Yaさん
    コメントありがとうございます。
    先日は遠くからありがとうございました。
    メンテに必要な物については出来る限り国内で揃えられる物は揃え、うまく代用するのがミソです。
    ぜひMy Pipeを大切にして可愛がってあげてくださいね。
    今後共どうぞ宜しくお願いいたします。

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