Aさんの課題曲とIさんのバグパイプ

今日は隣街のAさんがいらっしゃいました。

Aさんは冬期の定期講座を終えた後、個人のレッスンに移行された方です。

元々クラリネットをされているので、楽器や楽譜には慣れているなあって感じていました。

Aさんの研究熱心と吸収度には目を見張るものがあり、女性としてのマイルドな中に闘志や情熱を秘めておられます。

そこで次の課題曲は、2/4マーチで4パート構成の「79th Farewell to Gibraltar」にしました。

http://www.youtube.com/watch?v=PuZsvneQ5G8&feature=related

今日初めてやった曲ですが特にクロッシングノイズも出さず、各装飾音も難なくきちんと丁寧に吹いていました。

あとは何度も練習して熟成していくのみです。

それにしても覚えるのが早いですね!

そして今日Aさんのレッスン中に「ピンポ~ン」とチャイムが鳴りました。

郵便やさんがデカイ箱抱えていましたので、すぐに何が届いたかわかりました。

待ちに待ったIさんのバグパイプです!

Iさんはキョーレツな個性の持ち主で、人一倍「こだわり」を持っておられます。

ついでに言うとキョーレツな肝機能の持ち主でもあります。(笑)

パイプも一般的なタイプでは満足できません。

そこでIさんが選んだのが、「Duncan Soutar」のDS-1です。

ドローンは凹凸の装飾がないツルッとしたタイプです。

一見チャリスパイプにも見えますが、ドローンの先端の形がミリタリー仕様になっています。

材質はBlackwoodのプレーンタイプで、フェラルはニッケルメッキ、リングキャップのみイミテーションアイボリーです。

このメーカー、チャンターリードやプラチャンが他と比べてかなり安いのですが、決して侮れません。

ここの製品を使った事があるパイパーの多くは、クオリティの良さに納得したことでしょう。

このパイプも同様で、外見からしても「しっかりとした良い仕事」しているって感じます。

Iさんは購入先のアメリカのバグパイプ業者のHPに、このパイプの画像が掲載されていたのを発見しました。(↓)

このパイプを我が子(娘)として目にする事をずっと夢みていたIさんは、

確実に先に吹いてしまった(であろう)この業者のオーナーである某オッサンには

「ちくしょう!大事な娘から奪いやがって~!」と嘆いておられました。(汗)

この娘さんとても気品があり、バッグカバーとコードの色の組み合わせも光っています。

Iさんとのご対面は少し先になりそうですが、私も早くIさんの満面の笑みを見たいです。

多分アルコール飲みながら、まずは愛娘にオイルを塗ってあげることでしょう。

いつか大好きなスケボーに乗りながら吹くと思います。(絶対に)

2件のコメント

  1. Iさん

    私。まさに興奮状態です。

    業者HP写真より遥かにパイパー心を捉えた写真!

    流石師匠!

    恥ずかしながら
    ブログ見ながら涎垂らしておりますw

    鼻息荒らし!

    今夜は眠れなそうですw(*´Д`*)

  2. Iさん
    コメントありがとうございます。
    どんどん興奮しちゃってください。(笑)
    しっかしこの子は美人ですねぇ!
    リングキャップの穴のあたりはホント女性的です。
    木目はポリッシュと相まってこれまた美しいのです。
    隣で写っているKoiwaiのパイプが意識しちゃってるのわかりますぅ?(笑)

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