バッグカバーの滑り止めシートの考察

長らく使ってきたバッグカバーが疲れてきていたので取り替えたかったのですが、昨日新しいのが届きました。

私はバッグカバーには滑り止めシートを着けるようにしています。今回もオプションで着けてもらいました。

そもそも滑り止めシートがいつの頃からか使われだしたのかは分りませんが、単純な発想ですがよく思いついたものですね。

バグパイプを吹く時はバッグを脇腹で挟むので、しっかり保持しないと物理的に落ちてきてしまいます。

着ている服にもよりますが、ジャケット系のものは保持しやすいとは思えません。

またバッグカバー自体の材質によっても大きく異なります。

あくまで私感ですが、一番滑らないのはコーデュロイのカバーで、次がタータン柄等のウール100%、その次がベルベティーン、そして一番滑りやすいのがベルベットです。

昔はタータン柄が標準的でしたので滑り止めは特に必要ありませんでしたが、その後ずっとベルベット調のカバーが一般的になっていますので、滑り止めも必要かと思います。個人差もありますですので、これを必要とするかしないかは各自の判断で良いかと思います。ベルベット調のものは材質にもよりますが、ある程度摩擦力もあるので特に必要のない場合もあります…

以前、この滑り止めシートが着いているバッグを抱えた時は衝撃でした。

「うぁ~!何て抱えやすいんだろう。」吹いていても簡単にはずり落ちません。

こだわるのが好きな私は、その後いろいろと試してみました。

ホームセンターで使えそうな物、100・99円ショップ(100均)、家具屋さんetc.…

条件としては、当たり前ですがまずグリップ力。そしてシート状の物。そして縫える事です。

ご多分に漏れず随分失敗もしました。何せ包装されているものが殆どなので、直に手で触ることも出来ず見た目で判断しないといけません。

100均モノは何度も試しましたが、やはり爆散でした。(笑)「これでも滑り止め?」というような代物が多く、泣けるほど“スバラシイ”製品もありました。

↓最近100均で見つけたもので何とか使えそうなののがこれです。

私が今まで使っていたカバーに着いていた専用の物に近いですが、あとひと踏ん張り足りません。おそらく問題なく使えると思うので100均にしては上出来です。何せ100円ですから…

↓因みに今まで使っていた物がこれです。

左腕側にもあるので大変ありがたいのですが、パッと見「継ぎ接ぎ」にも見えるのがたまにキズです。

↓以前、車関連のオートバックスさんで見つけたのがコレで、ダッシュボードなどに敷く物です。なかなかのグリップ力ですが、自分で縫わないといけません。このパッケージには小窓がついてあり、直接触れられるようになっています。ご丁寧に触れるものと実際の中身とは別物なのでとても有難いです。

かなり粘り気があり少し伸びる材質なので、縫う時は注意が必要です。

↓そして今回届いたバッグカバーに着いていたシートです。

表面は特にモールドされているわけではなくペタっとしていますが、とにかくベタベタ感があります。でも実際にベトつくわけではありません。これならどんな生地でも確実にホールドしてくれる事でしょう。

ただ、縫い方がチョット…もう少し外側でも良かったんじゃないですかねぇ。しかも白い糸で縫ってあります。(笑)仕方ないので黒マジックで糸を染めました。材質も仕上げもいかにもアメリカ的なんですね。

いつか「日本製」の完璧なバッグカバーと滑り止めシートを作ってみたいものです。

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