昨日のレッスンにはMさんがいらっしゃいました。
暖房はかけているのですが、外は雪が降っているせいもあり気温が低く、2人揃って指がかじかんでいてすぐにはプラチャンが出来ません。
まずはお茶しながら手首用のホッカイロを巻き、体を温める意味でまずはブローをやることにしました。
私もいっしょにドローンだけで5分くらい鳴らしていましたが、不思議に温かくなってくるものなのですね。
手首もじわじわ温かくなり、プラチャンを始められるようになってきました。
装飾音を一通りやった後は前回のおさらいをやり、Mさんも好きな曲をメインに練習しました。
さっきまでの手の冷たさはどこかへ行ってしまったようです。
Mさんの楽しく一所懸命やっている姿は、私にとっても大きな喜びです。
Mさんにやっていただくおさらいが明確なので、次回がとても楽しみです。
ついでに彼のパイプもご紹介させていただきます。
2009年製のMcCallumで、AB3Dというパイプです。
アフリカンブラックウッド/イミテーションアイボリー仕様で、マウント上面にはニッケルメッキのプレートがはめ込まれています。
また、チューニングピンにもニッケルのパイプが被せられています。
ブローパイプはエアストリーム製で、マウスピースが幅広になっています。
バッグはバナタイン製のシンセティックでバッグカバーがつけられていませんが、黒のベルベティーンでフリンジが白のウールです。
シルクタイプのコードは白と黒のツートンです。
この季節、特に木製のパイプは木が縮むのでメンテを必要とする場合があります。こまめにチェックすると良いかも知れませんね。
また、特にニッケルメッキは手の汗などにより艶を失い変色や錆(ひどい場合緑青)が起こり得ます。
一度変色してしまうと元に戻すのは難しいので、日頃のケアは必須です。