「日本スコットランド・ハイランド・ゲームズ」に参加しました

昨日は台風の中、ハイランドバグパイプ界きってのイベント「ハイランドゲームズ」参加しました。
http://www.st-andrews-society.com/jshg_access_ja
Koiwaiがバンド時代に出たのが第4回で、今回は第32回目となるのでかれこれ30年ぶり近いブランクがあっての参加です。
場所は千葉県幕張の「神田外語大学」キャンパスで、通常ならキャンパスのフィールドで行なわれるのですが、この台風でしたから全て屋内となりました。
なので、バグパイプバンド先導による入場もありませんでした。

ハイランド・ゲームズではバグパイプのコンペティションもあるので、コンペに参加したい愛好者はこの日のために猛特訓?をして挑みます。
本場スコットランドからジャッジが来日し演奏を評価してくれるので、参加した人にとっては大きな励みにもなります。
ただ、Koiwai にとっては好きなバグパイプが競技となって「勝った負けた」の世界になってしまうがどうも好きになれず、ずっと拒み続けてきたのですが、結果はともかくパイプ仲間や旧知の友人とも会えるので、とても良い事だと思えるようになりました。
また、競技と言ってもパイパー同士が火花を散らすなんてことは皆無なので、やはり客観的に自分を見つめ直せる絶好の機会だと思いました。

結成してから間もない我がRockwell Pipers のメンバーもMini Band と Slow Air & March 部門に初参加しました。
Mini Band 部門での結果は言わずもがなです。(笑)
会場が変わり、ソロ部門は大きな食堂の特設ステージ上で演奏します。
Koiwai はMSR(March Strathspey Reel)のオープンの部門にエントリーしました。
ステージの前にはテーブルがあり、そこでジャッジが入念に一人ひとりをチェックします。
ジャッジだけでなく、大勢のパイパーとドラマー&一般の方々も観ている中での演奏なので、エントリーした誰もが緊張していましたね!
先に終わったパイパーの多くが、緊張から開放された安心感と思うように演奏できなかった?無念さからくる表情をされていました。
Koiwai も味わいましたが、はたから観ているのといざ壇上に上がってやるのとでは全く違うのですね。
今までさんざん練習してきたのに、本番では「負のオブラート」に包み込まれて思うように指が動いてくれないのです。(汗)
本番の怖さってこのことなのかも知れません。
あれこれ考えてしまうと絶対に良くないので、自分で納得出来ないながらも「無心」になるように務めました。
務めてみたところでたかが知れているのですが、緊張の中、Reel の中程の第3パートくらいから「ジャッジを受けている自分」を楽しめるようになりました。(笑)
結果はともかく、本番が終わって開放された直後に飲むギネスは最高だっていうのがわかりましたね。(笑)

Slow Air & March 部門では、Rockwell Pipers のメンバー3人のみのエントリーでしたのでそれぞれ賞を取ることができました。
Koiwife がメンバーのSu さんを撮りそこねてしまったのですが、TさんとHさんの演奏風景です。↓

↑ジャッジのテーブルにはビールが置かれています。(!)

台風の影響で交通機関の心配もあり、皆でお疲れさんをしたかったのですがそのまま帰路に着きました。

ハイランド・ゲームズはどうしても緊張感から回避できないですが、更なる精進をして次も挑みたいと思います。
目下Rockwell Pipers のロゴマークを制作中で、次回までには衣装含めて統一してRockwell Pipers として参加したいですね。

2件のコメント

  1. 千代紙このか

    お疲れ様でした!演奏かっこよかったです。
    私は寒さと雨に耐えきれず途中退場したので最後まで見ることができませんでしたが、いつか参加したいです!

  2. 千代紙このかさん
    ゲームズでお会いできて嬉しかったです。
    あいにくの天候で散々でしたね。
    演奏かっこよかったなんて!全く逆なので本当にお恥ずかしい限りです。
    ゲームズに参加するためにも、ぜひ生のハイランドパイプを修得してくださいね!

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