定期講座用にもう一つハイランドパイプがあったらと思う中、
先日、ヤフオクに「ジャンク」扱いで出品されていた無名のバグパイプを手に入れる事が出来ました。
画像を見た限りではとてもジャンクではないし、確実にスコットランド製だと感じました。
価格もパキスタン製よりも安い超々破格値で、この価格ではまず手に入らないでしょう。
届いた荷を開けてビックリ!新品同様ではありませんか
しかもドローンとチャンターには「McLeod」と刻印されているではありませんか!
これはきっと神様から早めのクリスマスプレゼントだと思いました。
ジャンク扱いされた部分はチャンターリードの破損と、金属のフェラルが2箇所抜け落ちているのと、
フェラルの殆どが緩んでいる事だけです。
それ以外ピカピカで傷や欠けも無く、各パイプのボア内・革製バルブ・バッグ内はオイル通した形跡がありませんでした。
バッグカバーは「ロバートソン」のクランのタータンで、シミやほつれ・毛玉も無く、コードも同様でした。
気になる部分が1つあります。それは羊の革製バッグが大きいのです。
私は昔ながらのシーズニングを必要とするバッグが好きだったのですが、
取り替えるのもメンテも楽なシンセティックなどの合成バッグに慣れてしまうと、もう戻れません。
でも手許にはL&M製のエルク(北米の鹿)の革で出来たバッグしかないので、これで交換しました。
メンテナンスや修理は好きですが、各ストックをバッグにを空気が漏れないように縛る「タイ・イン」だけは、それなりに時間もかかり手や腰も痛くなるので、正直面倒くさいです。
艶を失っていたフェラルとマウントを磨き上げ、足りないフェラルは取りあえず間に合わせでデッチ上げ、オイルとシーズニングを施して完成しました。
ロバート君、これから頼みますよ!
これはすごい、まさに一足早いプレゼントでしたね。
メーカーも良いし、使いやすい楽器になりそうですね。
suzumeさん
コメントありがとうございます。
ABWの色合いは結構茶色です。
木の比重かどうかわかりませんがとても軽く感じます。
クセがなさそうですので、レッスン用に使いたいと思います。
私にとって何故かMcLeodのパイプは縁があるのかもしれません。