「余市バグパイプの祭典」に行ってきました(その2)

夜中は同部屋男衆による口と鼻による「合同大演奏会」が行われていたため、
Koiwai は明け方前に散歩と相成りました。(笑)
天気予報では最低気温が5~6度で、その頃が一番低かったのではないでしょうか。
外はまだ薄暗く、西の空にはおぼろ月、東の空はほんの微かに明るくなりはじめていました。

足元はまだ暗く、息も真っ白です。
もしやヒグマの爪あとでもあったら…などと思いつつ土手沿いをどこまでも歩いてみました。(笑)
ホテルの目の前を流れる余市川には鮭の遡上が見られるということです。
段々と空が明るくなってきて、海から近いこともあり川にはカモメや白鳥の集団が川を移動しているのも見えました。
肝心の鮭は遠すぎて見えませんけど。(笑)

どこまでも行っても鮭が見えるという橋がありません。
Koiwai は反対方向に向かって歩いていたのでした。

今日もスケジュールに時間の余裕がないので、朝食前に衣装への着替えとなります。
朝食まではまだ時間があるので、今度はSuさんとSさんとで鮭が見える場所まで行ってみました。

バックに流れる川のたもとに鮭の白くなった死骸や、囲いに入ってしまった鮭が何匹もいました。
やはり北海道にいるんだなって実感します。
アーガイルジャケット無しでは凍えてしまう気温ですね。

朝食を済ませ、すったもんだしながらマイクロバスとタクシーに乗り込み、会場へと向かいました。
当初危ぶまれていた天気も全く問題なく、理想的な空模様となりました。
男女に別れ、控室では適当に荷物を置き各自集合場所へと向かいます。


まずはしばらくパイプを吹き込んでバッグを温めます。
会場となる蒸溜所の雰囲気は、「日本で一番バグパイプが似合う場所」と言われるとおりですね。

ドラムメジャーの方の動きは本当に美しいです。

開始時間が来たところで、マーチングのスタートとなる駅前広場まで徒歩で移動です。
通りすがりのドライバーや歩行者の方々は皆「!」なのが面白かったですね。
マーチング直前のスナップですが、既に前方には多くの方が見物されています。

実際に演奏が始まってからは過密スケジュール的で見学や撮影もままならなかったのですが、
マーチングでの前方の方々の後ろ姿と、バグパイプの大音量と共に後ろから鳴り響くドラムの音に浸ることが出来ました。
個人組の演奏もまあまあよく出来たのではないでしょうか…(笑)
個人組の演奏と最後の合奏が終わってからは少し時間あったので、香港の方々の演奏も観られたのが良かったですね。

ラムゼイPBのテナードラマーさんとのツーショットをドラムメジャーさんに撮っていただきました。

今回このような素晴らしいイベントに参加出来て本当に幸せです。
普段なかなかお会いできない方々とも再会できたことも素敵な思い出となりました。
いつかゆっくりとこの素敵な街余市を訪れてみたいです。
アサヒビールさんはじめ、今回Koiwai と関わった皆様には本当に感謝致します!
ありがとうございました。

荷物のスペースや重量もあってお土産はほとんど買えなかったのですが、
唯一軽くて小さなものをKoiwai 用にとしました。
ニッカの「ひげのおじさん」のカフスとタイピンです。
ニッカさんには敬意を評して、会場でも途中から付けていました。

オチという訳ではありませんが、丁度Koiwai 宅に何もアルコールが無かったので、
帰りの道すがらコンビニで「BLACK NIKKA Clear」の中瓶が唯一お酒のお土産となりました。(涙)
このウイスキーで、香港セントアンドリュースパイプバンドの方がくださったピンバッジを手に取りながら、疲れた身体を癒やしました。(笑)

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