原宿東郷記念館&St.Regis Osakaでバグパイプ

今まで楽しかったことや出来事がいっぱいあったのに、
怠け癖がついてひとり言をついつい書かなくなってしまいました。
老体に鞭打ってちゃんとしないといけませんね。

先週の金曜日はTa様からのご依頼で、
原宿にある「東郷記念館」での披露宴のオープニングでパイプを吹いてきました。
都会の中にあっても凛とした雰囲気が漂っています。

Ta様の奥様となる方はスコットランド系カナダ人で、
遥々カナダから出席されるお母様を驚かせたく演奏のお話をいただきました。

バグパイプの事は秘密裏なので、挙式から披露宴が始まるまではとにかくKoiwai は目撃されてはいけないのです(笑)
披露宴担当およびMCの方々との打ち合わせと音出しも終わり、
ゲストの方がいつ入ってくるかもわからない更衣室で、着替え終わった後は息を潜めるように隠れていました。
なんか逃亡犯的心境です(汗)

さあ本番という事で入口まで出て行ったところ、超イケメンなTa様と着物姿の花嫁様がすでにお待ちでした。
白人である花嫁様は、着物がお似合いでとても可愛いかったですね!
パイプの音と共に扉が開き、その場で撮影のために立ち止まって演奏した後はエスコートしながら会場を半周するのですが、
花嫁様のお母様であろうお方が号泣されているのが目に入りました。
「うわ~っ」ていう感じでKoiwai もジ~ンと来ました。
お二人が席につかれてからすぐに演奏しながら退場したのですが、
日頃バグパイプの音に慣れ親しんでいる20人程のカナダからの方々はどう感じられたのでしょうか…?

お二人が中座されている間に身内の方々と記念撮影をとのことでしたが、
予想を上回る人数と回数の多さで、演奏より遥かに緊張しました(笑汗)

後日Ta様より大成功との身に余るお言葉をいただき、
「あ~、バグパイプ冥利に尽きるなぁ」って感じました。
バグパイプの音って人を幸せにする不思議な力を持っているんですね。

スポーランの中にカメラを忍ばせていたのですが、いろいろ慌ただしく写真撮れなかったのが残念です。

心地良い疲労感の中、Koiwai にはとても場違いな「竹下通り」の人混みをぬって駅まで向かい、
途中クレープでもって思いましたがすぐに思考を正しました(笑)

Ta様、ステキなご家庭を築いていってくださいね!

1日置いて日曜日に大阪に向かいました。
Ta様のご依頼をいただいた頃、Te様からもお話をいただいていたのです。
事前に動画の資料をいただいていたのですが、
Te様は、お父様がスコットランド系アメリカ人のハーフでやはり超イケメン、奥様となられる方も美人でお似合いでした。

披露宴での演奏は月曜(祝)だったので当日でも大阪に行くことは可能でしたが、
交通事情等で遅れが出た場合、多大なご迷惑をお掛けしてしまうので安全策を取りました。
向かった場所は、地下鉄御堂筋線「本町」駅隣接の「セントレジス大阪」です。

同じく会場担当の方と司会の方と事前に打ち合わせをし、音出しした後着替えて待機です。
やはりゲストの方々にはバグパイプのことは内緒とのことで、
ここでもKoiwai は隠れるようにしていました。(笑)
本番までひたすら待つだけなので、途中プラチャンしたりもしましたが喉が乾いてきてちと辛かったです。
余りに暇なので、待機室のテーブルに置いたパイプを撮りました。(笑)

お呼びが掛かり、さあスタンバイの時間です!
特に挙式や披露宴での演奏直前って独特な雰囲気があり、
毎度ながら緊張しますね。
扉を開けるスタッフさんとの阿吽の呼吸とか…(汗)
オープニング本番では実際の状況に合わせて臨機応変に対応しなければいけないのですが、
逆光過ぎて合図が見えないことやテーブル間が狭くて進めないなどの問題もなく、最後までイメージ通りに出来ました。
ただ、ここでも写真撮れなかったのが残念です。

待機室に戻った後、スタッフのお姉さんにお水を一杯頼んだのですが、
喉がカラカラだっただけに美味しくてホント救われました。(何の水だったんだろう…?)

着替えて会場を去る際に会場の担当の方から
「今までいろいろ見てきた演出の中ではバグパイプが一番印象深い」と言われました。
Te様とはお話出来なかったので分かりませんが、無事盛り上がっていただけたなら幸いです。

前日とは打って変わって寒さが戻った大阪を後にしました。

Te様、誰もが羨むご家庭を築いていってくださいね!

2件のコメント

  1. 柳 博

    「ひとり言」をまってました。!!

    ~演奏・・・。大変ですよね。
    皆さんに気づかれずに音の調整をしなければならないので。

  2. Koiwai

    柳 博さん
    コメントありがとうございます。
    すっかり怠けてしまって申し訳ありません。(汗)
    ピッチの調整は毎回気を遣いますね。
    式場や披露宴会場にもよりますが、事前の音合せが音量的に難しい場合があります。
    直前に調整っていうのはまずあり得ませんので、本番では祈るばかりです。
    更衣室が確保されていないのも辛いですよ~

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