昨日は、神奈川県国際交流財団南サークル様より演奏のご依頼で、
横浜インターナショナルスクールでの東北支援のためのチャリティイベントに行ってきました。
心配していた天気にも恵まれ、結構暑かったですが最高の日和となりました。

「元町・中華街」駅の5・6番改札出口で、「Rockwell Pipers（通称岩井兵学校を改名）」のメンバー＋最近パイプを始められたKさん＆南サークルWさんと待合せし、
Wさんのご案内で学校に向かいました。
港が見える丘公園の真ん前に学校があるのですが、
Koiwai はこの界隈へはむか～しに行ったきりなのです。
坂道の中、風情を感じさせる佇まいといったイメージは今でも変わらないのですね。

程なくして学校の校庭側入口に到着して担当のOさんにご挨拶をし、着替え・控室となる教室へ案内されました。
この教室は一番下の学年でしょうか？
日本の小学校とは違って無味乾燥的な殺風景でなく、どこか児童に対する温もりのようなものを感じました。

教室の外廊下とでも言うのでしょうか↓

施設などの色合いや雰囲気が、自分がインターナショナルスクールにいるんだなって感じさせます。

11：00からの第1回目の演奏は、建物入口の一段下がったところからマーチングを行い校庭を1周してまた戻って来ます。
5人のパイパーだと少々狭いですが、予定時間まで演奏しました。

12：45からのワークショップ的なものと、それに続く第2回目の演奏まで随分時間があるのでその間に軽く昼食を取りました。
建物の中では、バザーの品々と多くの種類の軽食や飲み物と物産の販売会も行われていて大賑わいでした。
関係者の方もお客様も殆どが女性で、皆品のある奥様方ばかりでした。
さすがインターナショナルスクールで行うだけあって、欧米系の方も数多くいらっしゃいました。
アイルランドの方による本場のアイリッシュ・コーヒーが飲めることもあり、
そのコーナーに置いてあるお酒が急に飲みたくなったKoiwai は、お酒に指さしながらダメ元で注文してみました。
Kiwai ： 「それください」
アイルランドのご婦人：「Yes」
確かに意思は通じたと思ったのですが、出てきたのはやっぱりアイリッシュ・コーヒーでした。（泣笑）
でもおまけで濃厚なチョコレートケーキが付いてきました！
他のパイパーは思い思いにピザや甘い系の洋風の軽食を選んでいましたが、
Koiwai が選んだのは大根餅とマカロニをチーズで焼いたものです。

校舎脇にあたる控室の外には大きなテーブルと長椅子があったので、パイパーの音合わせ場所兼休憩所となっています。
演奏までまだ時間があるのでまったりしていたら、白人の男性が近づいてきて話しかけられました。
英語が達者なKさんが側にいたおかげでスムーズに会話ができました。
この方はアフリカ南部のジンバブエ生まれで、バグパイプ歴25年以上のパイパーだったのです！
2年前にも娘さんの為に教会で吹いたとのことでした。
物腰が柔らかくとても紳士的なこの方と、しばらくいろいろお話することができました。

45分もとってあるワークショップではいかに時間が余らないように苦慮していたのですが、
途中から、細かい説明や話しは抜きにして「バグパイプに挑戦」する時間を多く取るようご指示を受けました。
ジンバブエの紳士も最前列に座っておられたので、すかさずパーラーパイプ、ハイランドパイプ、プラチャンで代るがわる吹いていただきました。

さすがベテランだけあって、立ち上げから演奏に至るまでの動作に全く無駄がありません。
2/4マーチの79th Farewell to Gibraltar、The Cameron Quickstepなどを軽く披露してくださいました。
メンバーのHさん曰く、Koiwai たちが演奏した曲をプラチャンで指だけで合わせていたとのことでした。
言葉なんか無くても音楽で心が通じる、というお手本のような感じでしたね。
ワークショップに続いての第2回目の演奏もつつがなく終了し、楽しい時間はあっという間に終わりました。

ラッフルのお楽しみ抽選会では、Koiwai は幸運にもJack Danielのウィスキーをゲットしました！（荷物が更に重くなる～）

学校を出てからは、せっかく中華街近くまで来たので皆で軽くお疲れさんをしてから帰りました。

南サークルのOさんとWさんを始め、会の皆様には本当にお世話になりました。
パイパー一同、貴重で素敵な経験をすることが出来ました。
本当に有り難うございます。

Kさん、今回は裏方サポートと通訳をしていただき本当に助かりました。
有り難うございます。
近い将来、Rockwell Pipersのメンバーとして一緒に吹けることを楽しみにしていますね！