山形からレッスンに

一昨日と昨日は、遠く山形から来てくださった方に

新品パキスタン製パイプのメンテナンス&レッスンを行いました。

パイプ自体は事前に私の所に届けられ中身を確認していましたが、

パキ製特有のメンテナンス盛りだくさんの状態でした。

早朝に東京駅に夜行バスで到着するとのことでしたので、

上京の前日に待ち合わせの時間と場所を私から指定したのにもかかわらず、

寝坊という大失態を演じてしまいました。(汗)←こんな事初めて!

ここずっと疲れが溜まっていてもいろいろやることがあり、

このまま起きていようとしたのにもかかわらず、ちょっとだけ横に…これが良くありませんでした。

いつもは必ず早く起きられていたので、目覚ましも掛けませんでした。甘かったです。

チャリンコを飛ばす飛ばす!!汗だく・息切れで眠気は吹っ飛びました!

平謝りで事無きを得、とりあえず駅近の喫茶店でモーニングしながら今日の予定を説明し、

一息入れた後自宅に向かいました。

調整するバグパイプは「ローズウッド」と称されていますが、実際はそうではなくもっと柔らかな材質の木を使っていて、表面は剥がれやすいニス仕上げとなっています。

まずは内径(ボア)にたっぷりとオイルを与え、バッグに取り付けられているストックはしっかりとタイイングされているようなので、次に革製バッグへのシーズニングを行いました。

ゴム栓をしてバッグを膨らまし空気漏れがないか確認するのですが、大変なことが…

ベースドローンの付け根の革袋が裂けていて、そこからからシューっと音がするではありませんか。

最初気づきませんでしたが元から裂けていたようです。

パキ製的な仕事をしていますなぁ…妙に納得している自分がいます。

バッグを逆さにぶら下げて余分なシーズニングオイルを出している間、ヘンプとテフロンテープで各パイプの接合部分の調整を行い、マウスピースの長さを少しカットしプロテクターも付け、問題の裂け目部分の修復に取りかかりました。大手術的でしたがどうやって直したかはヒミツです(笑)

この方は特に今まで練習してきたわけではないのですが、指の動きがとてもキレイでレッスンは割と順調で、第1回目に行う内容も上々だったと思います。

翌日はバスの時間に十分余裕があったので、近くの川原にブローの練習にも行きました。

ほぼ2日いっしょでしたので仕事とプライベートがごっちゃになる部分もありましたが、

とても濃いレッスンとなりました。お疲れさまでした。

2件のコメント

  1. suzume

    遠方からで、メンテナンスとレッスンの両方を受けたい人は、丸一日の集中講座のほうが能率が上がりそうですね。
    百戦錬磨のkoiwaiさんのこと、どんなパイプでも、どんと来い、というところですね。
    ご苦労様でした。
    私も、バグパイプのブログをつくりました。
    日々四方山のことを、気楽に綴ろうと思っています。
    http://blogs.yahoo.co.jp/sofyi128

  2. suzumeさん

    コメントありがとうございます。
    レッスン受けられている皆さんは意欲的な方ばかりで、練習に対する姿勢は眼を見張るものがあります。
    “百戦錬磨”だなんて…(笑)でもタンスで肥やし化しているパイプや壊してしまったパイプを吹けるようにする事は生き甲斐の1つかもしれませんね。(笑)

    suzumeさんのブログ気がつきませんでした。
    後ほどゆっくり拝見させて頂きます。
    時々遊びに行かせていただきますね。

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